今回、人吉市と熊本県信用組合、熊本県こども食堂ネットワークの三者における「子ども食堂の運営開設支援のための連携協定」を締結しました。昨年の熊本県、そして宇土市に続き県内市町村第二号となります。
松岡隼人 人吉市長、出田貴康 熊本県信用組合理事長、そして当団体の島田万里 代表理事の3名により協定書への調印が行われました。その後、松岡市長、出田理事長より温かな言葉を頂きました。
人吉市は約3年前に起きた「令和2年7月豪雨」において、大きな被害を受けた場所であり、3年が経ち少しずつ復旧復興の足を進めている場所です。当団体も災害発生直後から炊き出しをさせていただいたり、思い入れのある場所のひとつです。昨年10月には「子ども食堂」という活動を多くの方々に知っていただくために、「こども食堂フォーラム」ということで人吉市で開催させていただきました。
人吉市でも7箇所(令和4年8月末時点 熊本県調査)子ども食堂が運営されているようです。さまざまな支援のためや、地域コミュニティの役割など多くの方々にとって安心安全な場所が長くありつづけるためにも、地域の行政はじめ企業や団体・個人が支える仕組みづくりが必要です。
今回の協定締結が、人吉市における仕組みづくりのスタートラインのひとつとなることを願い、さらに取り組みを進めていきます。